NAIST合格体験記

時系列まとめ

まず,日記や予定帳・ファイルのタイムスタンプなどから調べて,時系列でまとめてみます.

時期 事柄
2006 NAISTの名を知る
自大の院に進学するつもりだったので,まったく考慮に入っていなかった.
ただ,独立大学院で寮が多数あるなど,面白い大学院だなとの認識はあった.
2007 進学を考え,自大の院でしたいことが見つからず焦る
進学志望は変わらなかった.飛び級もしたかった.
4/25 itmediaの記事を読む
gw NAISTについて色々調べるようになる.
情報系の研究室が非常に充実していて好感を持つ.
5月下旬 教員免許に関する履修方法等を,阪大教務課で確認.
5/26 NAISTオープンキャンパスに参加
音声言語系の研究室は閉まっていて,本命の研究室に行って,話を色々と聞く.
NAIST教務課でも教員免許に関する事項を確認.
5/27 これからの受験にあたっての課題について考える
NAISTの雑多な情報(寮生活など)をググって,PDFにして保存・印刷する
8/23 過去問をググって,色々入手
9/12 教授に質問メールを送り,返事をいただく
9/30 TOEIC受験(1) 690点
11/25 TOEIC受験(2) 720点
2008 3/6-7 スプリングセミナーに参加
3/8 新年度募集要項を入手.TOEIC基準引き下げを知り,TOEIC受験を終了する.
4月 院試に関する情報を収集,pdfにして保存・印刷する
gw 必要な書類に関する情報を学生課から入手.
小論文作り,骨組みの完成.
6/4 小論文推敲終了
6/11 出願
6/27 受験票到着
7/9 院試受験・特待生面接受験
7/17 合格発表
7/18 合格者書類到着
10/8 寮の入寮権確定のお知らせと,第一種奨学金の仮採用決定通知 到着
12/26 合格条件通知書 到着
2009 2/28 入学書類到着(含JASSO採用通知)
3/5 NAISTから書類期限に関する連絡
3/8 阪大成績発表,本合格条件を満たし,本合格決定
3/11 阪大成績証明書郵送
3/19 本合格通知到着
入学手続き書類郵送
4/7 成績開示(216点.満点は240点,最低点は150点)

NAISTの研究室を知ったきっかけ

LifeHacking から, 「Ajax ime」を知ったのがきっかけ.

「こりゃすごい!」ってことで, 色々見てみた. んで,どんな人が作っているのかな,ってことで 作られた方の経歴を見て,NAISTってのを知る. そこから,自然言語処理に興味を持ち出した.

飛び級試験の際の書類

出願書類「A16 講義要目等の写し」 について,具体的に何か良く分かりませんでした. そこで,e-mailで質問しました. しかし,1週間ぐらいたっても返信が来なかったので,電話してみました. すると,稟議に時間がかかっているようで,その場でどのようにすればいいかを教えてもらいました.

「自分が受講した科目の,受講した年度の,シラバスを全て(教職など卒業要件外科目も含む) 今年度の科目については,受講予定の科目についてのシラバス」 とのことでした.

なるほど,これなら書類も集めやすい. それにしても,膨大な量になるね…. 曖昧な点は必ず確認しましょう. 早くから,こういった事務作業もしておかなくちゃ,いけないんね.

小論文作成について

色々調べていると,卒論のことに言及する人が多いみたいですが, 私は卒業研究なんて,したことないし, 「研究」なんて,何をどうするのかも分からないし, 小論文にどこから手をつけていいか全く分かりませんでした.

そこで,研究室の教授にメールで尋ねたり,ウェブサイトを漁ったりする中で, 単純に「やりたいこと」と,その経緯を書けばいいんだなと理解することができました.

これは,実物の小論文を見せていただいて思ったのですが, NAISTは文系からの進学も結構多いということで,言ってしまえば,非専門の人も多いわけで, 卒論経験がないということは,気にしなくてもいいのではないかと思うようになったのです. それに自然言語処理を学部時代やっている人は少ないのではないか?と思うようにもなったのです. (やっていたら,自大の院に進学するだろうしね)

それで,大分気が楽になって,GW中に小論文作成を始めました. それにしても,これは色々悩みました.

先生がおっしゃってた  「このようなことができれば嬉しいと自分が感じることを書いてもらえば大丈夫です.」 という言葉を元に,とりあえず,やりたいことを(半分夢を織り交ぜながら)書いてみました.

すると,分かってきたことは,自分の知識不足. やはり,やりたいことの現状を調べていないと書けないし, 最近のトレンドも知っておく必要がある. そこでスプリングセミナーの時に研究室の方に相談している時に頂いた論文を参考に,勉強しました. 小論文の形式は,先輩の小論文を非常に参考にさせていただきました.